▼A型肝炎・B型肝炎のワクチン予防情報
●ワクチンという予防の方法がある。
パートナーがA型肝炎やB型肝炎になった場合に予防したい、セイファーセックスの中で不安材料を減らしておきたい、仕事上、1〜3ヶ月も療養に時間をさくことができないので、あらかじめ対処しておきたいといった場合に、A型肝炎とB型肝炎のワクチン接種によって予防をすることは有効です。
●ワクチンによって、どうして予防できるの?
感染してからウイルスが体内で増えて具合が悪くなる(肝炎が起こる)までに、A型肝炎で2週間から7週間、B型肝炎で6週間から半年の潜伏期間があります。ワクチンは具合が悪くなる前に、抗体ができて、その後の発病を防いだり、たとえ発病しても軽く済ませることができるのです。
●STDの中でワクチンがあるのは?
STDの中では、A型肝炎とB型肝炎だけです。C型肝炎はありません。
●ワクチンを打つタイミングは?
[A型肝炎]
2週間の間隔を置いて2回接種しておけば、半年以上はA型肝炎を予防することができます。さらに半年以上だってから3回目の注射をしておけば、数十年にわたって感染の可能性をほぼゼロにできるといわれています。副作用はほとんどありません。
[B型肝炎]
1ヶ月の間隔を置いて2回接種し、6ヵ月後に3回目の注射をします。予防接種は最低10年間有効と言われています。長い期間の予防効果を得るには多少辛抱強さが必要です。
●費用はどのくらいかかるの?
ワクチン予防は、任意の接種になるので、健康保険は使えません。費用は機関によって異なりますが、1回の注射につき、公的機関の場合は、5,000〜8,000円前後、民間病院の場合は10,000円前後です。
●ワクチンを受けられるところの捜し方は?
A型肝炎、B型肝炎のワクチンは、海外(東南アジアなど)に旅行や長期出張する人が渡航前に接種を受けることが多いことから、パスポート・センターなどで紹介できるように、パスポートセンターの近くに数軒、内科の診療所やクリニックで接種できるようになっています。
姫路獨協大学ホームページの「予防接種についての情報」では、A型肝炎、B型肝炎のワクチンを含む予防接種が受けられる機関を海外渡航者向けに紹介していますので、参考までに、ご紹介します。http://malaria.himeji-du.ac.jp/IPublic/malaria-net-j/vaccination/vacc-hospitals.html
海外渡航者向けに紹介されている機関の多くでは、A型肝炎、B型肝炎のワクチンは、海外に行く人が前もって受けることを前提に考えているところがほとんどです。そのため(特にA型肝炎に関しては)性感染症予防としての予防接種に理解を示さないこともありますが、ワクチンの接種自体に質的な違いはありません。
また、以下のところでもワクチン接種が受けられます。
[A型肝炎/B型肝炎のワクチン接種」
駒 込◎駒込病院肝臓内科外来 03-3823-4890(予約センター)
八重洲◎日本検疫衛生協会 東京診療所 03-3201-0848,1308
横 浜◎日本検疫衛生協会 横浜診療所 045-671-7041,7042
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